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新型コロナ感染の急拡大を受け、３連休や夏休みを前に、観光や飲食業界からも影響を懸念する声が聞かれます。

鹿児島市では１２日、医療や経済、観光業界の関係者が集まり、新型コロナ対策や経済対策などを話し合う会議が開かれました。

感染者が過去最多を更新したことを受け、医療関係者からはワクチン接種の促進などが、観光関係者からは地元客の呼び込み強化、支援拡充などを求める声が上がりました。

夏休みを前に、期待が高まっていた矢先の感染拡大に、参加者からは影響を懸念する声が聞かれました。

（鹿児島県飲食業生活衛生同業組合　肥田木康正・理事長）
「少しずつ感染者数の減少とともに客が増えていた状況だった。今まで（感染者数が）４桁という数字は無かったので、あす以降、もしくはきょうから影響があると心配している」

（鹿児島市ホテル旅館組合　西野友季子さん）
「（客足は）戻ってきていたので、このまま夏休みに向けて進んでいくと思っていたが、１５００人に感染者数が増えてしまい、キャンセルが出てくる部分もある」

過去最多を更新した自治体は沖縄県の3435人を筆頭にして、愛媛県の1014人や島根県の1262人、鳥取県432人、大分県1113人、鹿児島県1517人、山口県527人、佐賀県1205人、長崎県849人、熊本県2333人などが報告されていました。